やさしい日本語

#こどものにほんご チャリティーに参加しました!

こんばんは。

12月もいよいよ残すところ10日ですね。

年賀状は書き終わっていませんが、・・・何とかなると信じて仕事をします。

さて、YSCグローバル・スクールさんがJAMMINさんと行ったチャリティーキャンペーンのアイテムを購入しました。

私は大阪外大時代に2年間、小中学校に在籍する外国籍の子供達に2年間日本語を教えていました。子供達が抱える悩みをその時の私は全くといっていいほど解決することはできなかったと思っています。

せめてもの罪滅ぼしと言っては何ですが、チャリティアイテムを購入させていただきました。

中を開けてみると、YSCグローバル・スクールさんの活動を紹介が入っていました。NICOプロジェクトのことも紹介されていてとても興味深かったです。

大学時代にしていた日本語支援は私たちが学校に行って取り出し授業のような形で日本語を教えていました。 インターネットでYSCグローバル・スクールの教室に入って仲間と一緒に授業を受けることができるNICOプロジェクトの取り組みはとても面白いと感じました。教室は子供達にとっては1日の大半を過ごす場所。一人で勉強するよりも心がホッとするかもしれませんね。

一時期YSCグローバル・スクールさんに日本語教師募集の求人に申し込みをして、子供達に日本語を教えようかなぁ・・・とも考えたのですが、今の私のライフスタイルではかなり厳しく泣く泣く断念いたしました。

なので、毎日ポチっと押して貢献することはもちろんですが、チャリティーアイテムを購入することで子供達を間接的にでも支援できるならとても嬉しく思います。

そうそう、 JAMMINさんの可愛いカードも入っていました。

開けてみると、HELLOが目に飛び込んで来ました。

サンタは子育てサロンで頂いたものです。

広げてみると、HELLOが壁を壊しているイラストが。

言葉の壁を壊す。

私がもし一度も勉強したことのない言葉を使う国に引越しをして子育てをしなければならない場合、情報の取得がいかに負担か簡単に想像できます。

きっと私は言葉の高い壁を前に立ち尽くすことになるでしょう。

もしその国の人が私が情報を受け取りやすくしてくれたなら、どれだけ嬉しいでしょうか。どれだけ希望を持ってその国で暮らすことができるでしょうか。

私もきっとその国の言葉を知ろうと努力します。

しかし、上級者になるまで時間が必要です。

それまではその国の人のサポートが不可欠だと思うのです。

今も日本で暮らす外国人のみなさんは、様々な人の助けを借りて暮らしていることと思います。言葉の壁を感じながら暮らしていると思います。

日本にいる時間が少しでも楽しく幸せな時間になってほしいと私は心から願っています。

子供達に対しても同じ思いです。

日本で暮らす時間が幸せな時間であってほしい。

日本で暮らす子供達の中には、日本語を学ぶことが不本意な子もきっといるでしょう。そんな中でも生きていくために、日本で暮らしていくために頑張って日本語を学ぶ子供達もいるのでしょう。

子供達が日本にいることを幸せに、そして自慢に思えるようなそんな日本になってほしい。日本語という言葉の壁のせいで未来を描けないなんて、とても悲しいです。

私たち大人が一つずつ変えていかなければいけません。

私も私にできることをしていきます。

子供の水泳グッズを入れてみました。このマルシェバッグめっちゃ入りますよ〜〜〜〜!

私は日本語教師として日本語を教えることで外国人のみなさんが言葉の壁を乗り越える力を育むことに貢献できると思っていますが、

やさしい日本語もまたその壁を薄く、低くする一つの方法であり、言葉の壁を壊す方法の一つではないかと考えています。

↑写真をクリックするとやさしい日本語ツーリズム研究会のホームページに飛びます。

やさしい日本語は、日本語を学ぶ外国人でも難しい日本語を理解してもらえるように調整された日本語のことです。
これは、日本人としてできる、言葉の壁を壊す方法です。

私たち日本人は言葉の壁は感じていないのでしょうか?

そんなことはありません。

行政で使われている言葉、法律用語、様々な場面で

私たち日本人も言葉の壁を感じているはずなのです。

みなさんは役所に行って、書いてあることが難しいなぁ、

もっと簡単にならないかしら?と思ったことはありませんか?

私はあります。

最近保育園の申込をしたのですが、保育園に預けるための手引きに書かれてある文章とにらめっこしていました。

なんだこの文言は・・・?結局どういう意味なんだ・・・?と格闘しておりました。

日本人にとっても難しい言葉を外国人は理解できるでしょうか?

それは、きっととても難しいことなのではないかと思います。

やさしい日本語は、日本語を学ぶ外国人のためだけのものではありません。

私たち日本人にとってもわかりやすい日本語なのです。

言葉の壁がなくなり、言語的なバリアフリーが実現できれば、

日本は日本人にとっても外国人にとっても言葉の面でもっと住みよい場所になるのではないでしょうか?

私は、日本語教師という仕事もやさしい日本語を広める仕事もどちらも大切にしたいと思っています。

日本人、外国人、双方の歩み寄りが、これからの日本には大切だと感じるからです。

言葉の壁を壊すこと

きっとできると信じています。