こんにちは。
やさしい日本語アドバイザーのTomokoです。
久しぶりの更新になってしまい申し訳ありません。
今日は”お知らせ”というタイトルで記事を書いています。
いつも読んでくださっている皆様へご報告をさせていただきたいからです。
2年前のやさしい日本語の講演会をきっかけに、
やさしい日本語という存在と出会い、この言葉を広く日本に広めていきたい
そう思って活動してまいりました。
小さな種まきから始まった私のやさしい日本語とのあゆみは、
小さいながらも一歩一歩、少しずつですが、今日まで進んでまいりました。
ちょうど1年前に麻疹が沖縄で流行った時に、
「このチラシの日本語は難しい。これをやさしい日本語にして送ろう。
外国人の皆さんも知っておいたほうがいい情報だし、
やさしい日本語なら理解できる人が増えこの情報がより広く伝わるだろう。
・・・使っていただけたら嬉しい。」
そんな思いで送ったPDFがあります。
そのチラシを使っていただいているのを見た時、とても嬉しかったのを今でも鮮明に覚えています。
このことがきっかけとなり、国立国際医療研究センターと共同開発した
「やさしい日本語(医療)サポーター養成講座」が生まれました。
活動を初めて約2年。
こんなにも早くこのような形でやさしい日本語を広める機会をいただけて
本当に心から嬉しく思っています。
そして、また新たにやさしい日本語をもっと加速的に広げていきたいと
考えるようになってまいりました。
今日のお知らせは、ここからが本題です。
長くなってしまい、申し訳ありません。
もっと広めていきたいという思いから、
「やさしいコミュニケーション協会」
を立ち上げることをここに宣言いたします。
まだ手続き上、また、形(ホームページなど)など準備をしている段階なのですが、
近々皆様に改めてご報告させていただければと思っております。
私が立ち上げるこの「やさしいコミュニケーション協会」は、
”ことばとデザインでもっとスムーズなコミュニケーションを”
というサブタイトルをつけようと考えています。
私自身、日本語教師という仕事の傍ら、イラストレーターやデザイナーとして
少しではありますが、仕事をさせていただいております。
その経験の中で、ことばだけではなく媒体である紙やwebでの見せ方次第で、
読みにくくも読みやすくもなること
わかりやすくもわかりにくくもなるということ
を体験してまいりました。
ことばとデザインの掛け算で、
もっとコミュニケーションをスムーズにできるんじゃないか。
きっとできる。
そんな風に思ってきましたので、
「やさしいコミュニケーション」という言葉を作りました。
やさしいコミュニケーション協会では、
やさしいことばの代表である「やさしい日本語」に関する講座を提供してまいります。
そして、先になるかもしれませんが、
やさしいデザインとやさしい日本語をコラボさせたフライヤーの作り方の講座などを開講し
皆様に情報やスキル習得の機会を提供していければいいなと、考えております。
誰もが情報を受けとりやすくなる
そんなやさしいコミュニケーションが自然になるように
これからは協会という形で活動してまいります。
もし、ご興味などございましたらお気軽にお声がけいただければ嬉しく思います。
また改めてご報告いたしますが、
こうしたことに今現在取り組んでいるというご報告でした。
今後ともよろしくお願いいたします。
bloom your wish代表
黒田友子(Tomoko@やさしい日本語アドバイザー)